名古屋大学加速器駆動中性子発生装置によるBNCT細胞試験の開始
2019年1月30日、名古屋大学の加速器駆動中性子発生装置(リチウムターゲット)を使い、中性子捕捉療法(BNCT)に係る細胞実験が開始されました。
岡山大学NTRCと名古屋大学の研究者が協力し合い、予めホウ素薬剤を集積したがん細胞に定格の10%の中性子束を照射し、事前に策定された計画通りに終了しました。その際に装置に関する重要な情報も得られました。
今後も複数の異なるがん細胞に対して、中性子照射実験を予定しています。
本研究は国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)からの支援により進められています。